9回目の診察

ここのところ気分はこの数年で最高に良く、幸福感に包まれた日々ではあるが、時として非常にねむくなるのと、傾きかけた会社をなんとかしないというのに、不安や焦りが感じられないのはどうかと思う。

またすこしづつ太ってきたのと、最近便秘がひどい。便秘などしたことが無かったので薬の副作用ではないだろうか。

このあたりを先生に話して薬をすこしづつ減らしてもらえることになった。便秘は確かにデパケンの副作用らしい。

デパケンR 200mg、1日1錠
セパゾン  100mg、1日1包
アモキサン 100mg、1日1包
プロチアデン 25mg、1日0.5錠

弱い下剤 重カマ 0.5g 自分で調整

 

 

 

8回目の診察

順調というのだろうか。
今日は仕事があまりに忙しかったので薬だけ出してもらった。

眠い以外、何の問題もない。眠いのは薬のせい。出来れば薬をやめたい。
薬を止めるとまた、恐怖に取り付かれたような状態に戻ってしまうのだろうか。

薬局で薬の効能などを書いた紙をくれるが、簡単に書いてあるだけなので少し調べてみた。

・デパケンR100mg

脳の神経をしずめておく。てんかん発作の予防、気分の高ぶりを落ち着かせ、躁病、躁うつ病の躁状態に適応。100mg(一日200mg)というのは少なめ。

・セパゾン散1% 0.2g

ベンゾジアゼピン系の緩和精神安定剤(マイナートランキライザー)。抗不安薬とか心身安定剤とも呼ばれます。安全性が高く、耐性や依存も少ないです。
同類薬のなかでは、作用が強いほうです(作用/時間:強/長)。
これも0.2gとはえらく少ない。

・アモキサン細粒10% 0.15g

気分が晴れずに落ち込んだり、悲観的になったり、やる気がでない、集中できない、眠れない・・そんなこじれた心の症状を改善し、気持ちが前向きになるのを助けます。また、不安や緊張した気分をほぐして、気持ちを楽にします。
うつ病のほか、パニック障害、過食症などいろいろな心の不具合に応用されます。片頭痛や神経痛の治療に使われることもあるかもしれません。
これも一日0.3mgとは少ない。

・プロチアデン錠25

気分が晴れずに落ち込んだり、悲観的になったり、やる気がでない、集中できない、眠れない・・そんなこじれた心の症状を改善し、気持ちが前向きになるのを助けます。また、不安や緊張した気分をほぐして、気持ちを楽にします。
うつ病のほか、パニック障害、過食症などいろいろな心の不具合に応用されます。片頭痛や神経痛の治療に使われることもあるかもしれません。


これを読む限り、アモキサンとプロチアデンぐらいにしたいところだ。

意欲が出るのは良いが、眠気とか注意力、集中力、反射運動能力の低下が起こるというのは困る。

 

説明はおくすり110番から引用、参考にしました。

 

7回目の診察

まず、自覚症状を書こう。

・朝、ものすごく眠い。「えいや!」と起きるとそれほどでもない。

・日中仕事が一段落したりすると猛烈に眠くなる。やる気があるとかないとかの前に眠くて何も出来なくなってしまう。

・これ以外にまったく困った問題は無い。強いて言えば夢を見ない。困りはしないがこれが眠い原因ではないだろうか。最低7時間ぐらいは眠るようにしているから、寝不足ということはないはずだ。

先生にその旨つたえたところ、"それでは安定剤を少し減らしましょう"

"急に減らしたりすると戻ったりしますから、様子を見ながら徐々に減らしていきましょう。"

二週に一度とはいえだんだん負担になってきた。

6回目の診察

ひょっとしてお読みの方の中には期待があるかもしれないが、夜驚症に関してはまったくその気配がない。

恐怖でゾーっとするようなこともなくなった。

薬のせいかかえってやる気が出る。少しおとなしくしていると眠くなるのが気に入らない。

仕事帰りに音楽を聴きながら帰るのだか、美しい音楽に感動して全身に鳥肌が立つことがあった。

先生にはもう良いんではないかと問いかけてみたが、薬を急に止めるといろいろと良くないらしい。

今回は太ってきたということもありデパケンを止めてもらった。
すぐにやせてくるわけではないよと念を押された。

薬を飲み始めてから3kgぐらい太っただろうか。デパケンは元々胃の薬だったとやらで、食欲が出たり、血糖値があがったりするために太る人がいるらしい。

これでやせるといいんだが。

だいたいなぜこんな薬を飲まなきゃいけないのか、どの薬がどうなのか、今度ちゃんと聞こうと思う。

 

5回目の診察

今日は5回目の診察。

まずこちらの状況を伝える。

(1)睡眠中の問題についてはまったく解消した。
(2)日中すぐ眠くなってしまう。
(3)この1~2週間、やる気がでないし、イライラしている。

(3)については、いろいろ他の原因によるものでしょうが、
いずれにも対応して、薬の増減がありました。

デパケンR10 変わらず。
ドグマチール  減少
セパゾン    変わらず
アモキサン     追加
プロチアデン   一日半錠→1錠

これでやる気が出るといいんだけど。

ところで、いつまで治療を続けるんだろう。

こちらとしてはもう夜驚症が出る感じがしないので、
徐々に薬をやめたいのだけど・・・

仕事の方はサッパリ。
今日もとんでもない出来事が発生して、
こうしてなんでもないような顔をしていられるのも
ひょっとして薬のせいかもしれない。

 

誰かに呼ばれて眼が醒める

明け方、4時ごろだった。

誰かが自分を呼んでいる。女性の声だ。

「〇〇さん」

あまりにはっきり聞こえたので起きてしまった。

見回せば妻も子供もスースー寝ている。

道を歩く人の声が近くで聞こえることがあるので、しばし耳を澄まして人の気配を感じ取ったりしていたが、その様子はなかった。

普通なら「なあんだ、夢か」で終わりなのだが、
最近は、また何か起きたのではと心配である。

妻は私のことを「〇〇さん」とは呼ばない。
私の母はそう呼ぶが、もっとずっと年齢の上の人の声に聞こえた。

「母が死んでたりして」などと不謹慎なことを考えつつ、またすぐ寝てしまった。

翌朝、もちろん母は顕在だったし。誰かが夜中に話していたというような情報もない。

まあ、ただの夢だったということだ。

 

4回目の診察

薬を飲む必要があるのかな?というぐらい改善していると思う。
睡眠中に大声を出す可能性もなさそうだし、悪夢をみて暴れる様子もない。

今日あたり、薬を減らしましょうと言ってくれると期待しつつ。
「まあ、順調です。特に何もありません」と答える。

改めて、大声を出した時のことを聞かれる。

「大声を出した時、夢を見たんでしたっけ?」 <ええ!俺の状況わかってんの?>
「妻に起こされて眼が醒めて、夢も見てなくて、いったい何が起きたのかという状態でした」

「自分が声を出したのは覚えているの?」
「それは全然覚えてません」

「その後怖かったのは、そういう何も覚えていない状況が怖かったのですか?」
「妻が怖がったり、大声を出したが覚えいてないとか、そういう状況が怖いのか、
よほど怖い夢を見ていて覚えてはいないがその雰囲気だけが残っているのか、
それはわかりません」
(医者としてはどっちだと思っているのか聞けばよかった)

「まあ、安定してきているようなのでこのまましばらく薬を続けて、土台を固めてから徐々に薬を減らしましょう」

「今出ている夜にプロチアデン半錠だけど、こんな少しでなんて思うかもしれないけど、やる気を出させるというのと、REM睡眠の時間を少なくして夢を見る機会を減らす効果があるんだよ。」

う~ん。まだ薬で夢を抑える必要ありかな。
特に困っていることがあるわけじゃなし、あせらず、のんびり行くか。

 

6週間経過

およそ6週間経過した。

ほとんど状態は安定している。

睡眠中に大声を出すようなこともないし。

背筋がゾーットしたり、全身に鳥肌がたつようなこともない。
いや、あまり無いといったほうが正しい。
あの夜のことを思い出すといまでもゾーットする。

眠剤は先週から飲んでいないが、ベッドに横になった瞬間眠ってしまう状態で、
まったく必要性を感じない。
先生は昼間の薬に眠くなるようなものは入っていないといっていたが。
昼間飲んでいる薬の影響が大きいのだと思う。

自分としてはもう薬を止めては良いのでは?と考えているが。
来週の診察でどうなることやら。

 

ところで取引先の倒産の対応だが、賃金面のカットは、みんな一生懸命働いたのにその対価が入ってこないのは従業員のせいではない。ということで極力避けて、節約や売上増で切り抜けることにした。

売り上げ増といっても、みんな手一杯だから社長自ら働くということに。
節約と言ってもそれほど経費のかかっている会社ではないので、事務所を閉鎖するということに。

基本的にこの二点を決めた。
事務所がなくなるのはいろんな面で不利にはなるが当面仕方ない。
私の自宅の一室をあてがうことにした。

当面のお金は私の私財でまかなうしかない。
こういうときのことを考えて社長の給料が多少高いことを理解して欲しいものだ。

なぜ、お客に"倒産された"側がこんな目にあわなければいけないのか、
怒りの持って行き所が無いがどうにもならない。
時間が解決してくれるのだろう。

もしかしたら覚えていない夢ではこういう文句をこんこんと語っていたのかもしれない。
恐いという記憶の説明が付かないが。

 

会社のこと

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これは現実問題として切実である。

私はコンピュータソフトウエア開発会社の代表をしている。
書くと膨大なページ数となってしまうので細かい事情は書かないが、
数年前から仕事は客先に常駐してするのがあたり前になってしまった。

元々皆でワイワイ、ガヤガヤ、あーでもない、こうでもないとプログラムを作っていたのが、数人ならまだ良いが、場合によっては一人で数か月あるいは何年もお客様の会社で仕事をするようになってしまったのだ。

派遣ではないのだが派遣社員と似たような立場と考えてもらうとわかりやすい。

一方で事務所にいるのが私一人だったり、従業員と何か月も会わなかったり、従業員同士会ったこともない人間がいたり。誰とも会わないうちに辞めていったり。

会社とは一体何なんだ、いったい私は何をしているんだ、と疑問を感じることも多い。

 

これは私がやろうとしていたこととは全然ちがうし、もしシステムエンジニアやプログラマがこういう職業だったなら若いころの私はこの職業を選択しなかっただろう。

 

それを裏付けるようにSEやプログラマという仕事はいつのころからか「新3K」などと言われ、若い人たちから敬遠されるようになり、思うように新人を確保できなくなってきた。
一昔前なら優秀な人材はSEを目指すことも多かったが、今では他の業種を選択するようだ。

さらに追い打ちをかけるようにここ数年、派遣法がらみのことで、いろいろと役所の指導が入り、従来のようなゼネコン型の開発体制を否定されるようになってきた。

偽装派遣とか偽装請負とかあなたも聞いたことがあるだろう。

我々の業界では数十年も前からあたりまえのようにやってきたことが「やってはいけないこと」になってしまったのである。

システム開発の仕事というのは、たとえば「〇△銀行のシステムを作り変える」などとなれば、一気に数十人、数百人のエンジニアを集めなければならない。それぞれの会社から何人かづつエンジニアを出してプロジェクト遂行のための体制を整えるわけである。

システムの開発が終われば解散して、またそれぞれ別のシステム開発に参画する。
もちろん人集めにあたっては自分の会社だけでなく、あちこち関連会社などにも声をかけて何人かまとめてプロジェクトに参画することもある。

ある時はA社の人間であり、別の立場のときはB社の人間でありというようなことはあたりまえで、それでなければ実際に仕事ができなかったのである。

ビルを建てたり、道路を造ったり、そういうのとまったく同じである。

ビルを建てるとなれば、あちらこちらから職人が集まってきて、出来上がったらまたそれぞれ別の現場に行く。それと同じである。

ところがお上は「それはいかん」と言い出したわけである。
当事者である我々が特に困ったことはないと言っているのにも関わらずである。

私の会社でも何人かは他の会社に移籍させられたり、契約を解除されたりした。
また、会社の格とか政治的な問題で契約できなかったりもした。
なぜかというとこれもまた非常に長い話になるので割愛する。

もうこれでは業界全体が成り行かないと、何社か集まって直接仕事を請ける会社を作ろうとしたりもした。
それもこれもなかなかうまくはいかず、どうしたものかとおもっているところへ、取引先の倒産である。

 

数ヶ月前からスキャンダルやら会計処理のまずさを指摘され上場廃止に追い込まれてしまい(ラ〇〇ドアではありませんよ)撤退したいと考えてはいても、今の仕事をほったらかすわけにもいかず、ずるずると仕事を続けるうちに、とうとう倒産してしまった。

Xか月分XX人分の売上が入ってこないわけである。

いままで、何度も会社の危機というものはあったが、さすがに今回はお手上げである。

上の方にも書いたが少し前から客先常駐という仕事に興味を失ってしまったので、小さな仕事でもいいから自分の会社で請けて社内で製造するように転換していこうとしている矢先であった。

ちょうどよかった、規模を縮小しよう。
でもお金が無ければ何も出来ない。
お金は何かで穴埋めしなければならない。
売り上げ倍増などと簡単に行くわけがない。
出費を抑えろ、社長しかいない事務所を解約しろ。
役員報酬を下げろ、給与を下げろ、賞与は無しだ・・・・

わが社に悪い所なんか何もないのに。

事情が事情だから銀行も好い顔はしない。 

なぜか危機感をあまり感じなかった。

気持もわりとヒョウヒョウとした感じで、「なんとかなるさ」的な気分であった。

 

でも心の奥底で何かが壊れてしまったのかもしれない。

心の底では危機的状況を理解していたのかもしれない。

 

少なくとも数か月か数年、私の計画が遅れることは間違いない。

ひょっとしたらもう立ち直れないかもしれない。

それが今回の大寝ぼけになったのかもしれない。

 

少し前から前兆は有ったのか

この一年ぐらいのことだが

夜中何かに「ハッ!」として目が覚めることがある。

2~3年前から高血圧の薬を飲んでいて、数か月前からかかりつけの内科医に相談している。

夜中何かに「ハッ!」として目が覚めると、心臓はバクバクしていて、息苦しい。いつも後頭部が少し痛い。

ところが恐怖とか不安という感情は何もなく、なぜ起きたのかもわからず、早く寝たいのだが動悸が納まらず、息苦しくてなかなか寝付けないというものだ。

一度、起き上がって血圧を測ってみたら100-150だった。直前まで寝ていてこの値はまずいと思った。

血圧のコントロールがうまく出来ていないか、ストレスか何かかとおもい、内科医に相談した。

血液検査と心電図をやって「心臓などには問題は見つからない。ストレスとかではないか」ということで落ち着いていた。

眠りにくい時にとデパスとアモバンを処方してくれた。

結果は変わらなかった。その後もたまにハッとして起きた。

 

全く記憶がないのだが実はこの時恐ろしい夢を見ていたのではないだろうか。

声こそ出さなかったが、恐ろしく興奮する内容の夢で、目が覚めた時興奮していたのではないだろうか。

そういえば、今の薬を飲んでからはハッとして起きることはない。

さらに数年前

こちらは、さらに数年前になるが、いまの心療内科の先生にお世話になっていたころの話になる。

当時漠然とした不安感や、なかなか寝付けない、明け方起きてしまうというようなことで相談していたのだが、
そのときに夜中に起きてしまったときに悪夢を見たという感覚があると訴えていたのを、当時のメモを見て思い出した。悪夢を見た感覚がするだけで、その内容については一切思い出せないとも書いている。