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気になっていた金縛りの解釈が届く

 翌朝、多少寝坊したものの何事もなかったように目が覚めた。

妻から心配するメールが入っていたが、心配されるほど、なんとも思っていない自分がいた。
妻の方がよっぽど怖かったんだろう。

そうはいっても"何かおかしい"という感じといつまでも鳥肌が治らないので、
今日はずいぶん昔にお世話になったことのある心療内科の先生に相談に行こうと決心していた。

さて、旅行中に「超常現象の謎解き」の運営者であるWIZARDさんから返事のメールが届いていた。

実は私が以前に質問したことに対する回答をわざわざ送ってくれたのである。

WIZARDさんは他にも数名でASIOS超常現象の懐疑的調査のための会」なども運営されている。
この手の話に興味のある方はぜひご覧いただきたい。
同じ経験をした人が全く違う記憶を持っている実験などなかなかおもしろいサイトです。

私もUFOや宇宙人、超常現象といったものが大好きだがまるで信じてはいない。
ここではそういう人々を"懐疑派"と呼んでいる。信じている人は行ってみると面白いかもしれない。

また、この私の経験について、私に狐が憑いているとか、寝室に何かが憑いているとか、先祖がどうしたなどという見解がおありの方も少なからずいらっしゃるだろうとは考えています。

 

さて話をもとに戻します。私がWIZARDさんにメールを出したのは今回の件が起きる少し前のことです。
当時、訳あって(仕事で?)闘病記のような内容のWebサイトをたくさん集中的に見て回っていた時期があって、そのときに見つけたある癌の闘病記サイトの内容について意見を求めました。
数十記事以上はあるだろうそのサイトの中にたった2ページだけいわゆる心霊体験がつづられていました。

その内容がどうも頭のどこかにひっかっかっていて、釈然としない感じがいつまでも離れなかったので
WIZARDさんに回答は期待せずメールで解釈をお願いしたものである。

 

 質問の内容をごく簡単に書いておこう。

サイトオーナーであるがん患者さんがある病室に入院したとき金縛りに会い奇妙な体験をした。
明け方まで眠らずに過ごし、翌日部屋を変えてもらった。
と、ここまでであればよくある金縛りネタで気にもしないのだが、
その後、まったく別の患者さんが同じ部屋で同じ体験をしたと語っているのである。
末期がん闘病記:肝臓がん末期余命3ヶ月を克服した闘病記

怪談によくある作り話だろうか、しかし真面目ながんの闘病記にわざわざ嘘を書くだろうか。
広告もほどんど無いようなサイトで集客のために面白くしたとも考えにくい。
この話がいつまでも気になっていて思い切ってWIZARDさんに相談した次第である。

 

さて、やはりごく簡単に回答を書いておこう。

要約すれば「まったくの他人が同じ部屋で同じ体験を語っている」ことが不思議に思えるということである。しかし、
・すべてが体験者本人の話である。
・人の記憶は曖昧であり、頭の中で書き換えてしまうこともある。
・両患者共金縛りのような体験はしたのだろうが、内容が同じだったかは疑問。
・老人が出てくるとか、押さえつけられたなどは金縛りの典型。
・病院という場所柄老人が大きな注射器を持っていても不思議はない。
・患者の体験談は人から聞いた話に影響されているのではないか。
・サイト管理者が看護師にその話をしているので、人づてに伝わった可能性も考えられる。

まあ、こんなところですが、省略しすぎてわかりにくいかもしれません。

そして以前にここでも書いたが我が社のエンジニアたちが考えた答えは、

・人の記憶は曖昧である。とくに金縛り中などは漠然とした記憶であると想像される。
・そのような二人が「そうだった」「そのとおり」などと話しているうちに同じ内容になってしまった。
・やはり看護師から漏れた。あるいは噂話のようなものを、記憶しているいないにかかわらず、
どこかで聞いている。

こんなところです。
よく考えればあたりまえのような話ですが、当事者は怖いですよね。
科学的に解明されていいようがいまいが金縛りなどを体験したらそりゃ怖いですよきっと。

今の私は具体的に"何が"というのがないのですが、怖くて怖くて仕方がありません。
こんなことは子供のころに怪談を聞いた晩以来のことです。

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