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6回目の診察

ひょっとしてお読みの方の中には期待があるかもしれないが、夜驚症に関してはまったくその気配がない。

恐怖でゾーっとするようなこともなくなった。

薬のせいかかえってやる気が出る。少しおとなしくしていると眠くなるのが気に入らない。

仕事帰りに音楽を聴きながら帰るのだか、美しい音楽に感動して全身に鳥肌が立つことがあった。

先生にはもう良いんではないかと問いかけてみたが、薬を急に止めるといろいろと良くないらしい。

今回は太ってきたということもありデパケンを止めてもらった。
すぐにやせてくるわけではないよと念を押された。

薬を飲み始めてから3kgぐらいふとっただろうか。デパケンは元々胃の薬だったとやらで、食欲が出たり、血糖値があがったりするために太る人がいるらしい。

これでやせるといいんだが。

だいたいなぜこんな薬を飲まなきゃいけないのか、どの薬がどうなのか、こんどちゃんと聞こうと思う。

 

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