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今日は悪夢を覚えていた

前にも書いたが私と子供と妻といわゆる川の字に寝ている。

ダブルベッドとシングルベッドをくっつけているのでワイドキングというのだろうか。キングサイズより少し大きい。

昨夜は0時ごろにエミリンを飲んだあと、いろいろと用事を思い出してしまって睡魔と闘いながら用事をこなしているうちにだんだん眠くなくなってきた。
ようやく布団に入ってラジオを点けると伊集院光の深夜放送をやっていた。聞いているうちに寝入ってしまった。寝たのは2時頃だと思う。

ここからは夢の中の話。

寝ていると子供が抱きついてきた。
「よしよし」と子供の顔を見ると部屋の隅の方を見つめて驚いたような顔をしている。

その方向を見ると部屋の角からなにか白いシーツのようなものが出てきていて、まるで花が咲くシーンを時間を短縮している映像のよう徐々に大きくなっている。

「なんだこりゃ」と足で蹴る。

何度か蹴るうちに白い物の中心から黒い人のかたちをしたものが這い出すように出てきた。
目の粗い生地で作った人形のような質感だ。指はなく手足の先は丸くなっていて、顔もただの丸い頭があるだけだ。
まさしく大きな黒い人形のようだが、どんどんこちらへ出てこようとしている。

「なんだちきしょう」とさらに何度も蹴っ飛ばしていると、足が痛くて目が覚めた。
ベッドの横の壁を蹴っていた。

 

目が覚めてみれば夢の中とは逆を向いているし、蹴った壁は黒いヤツが出てきた壁と反対側の壁である。
子供は背中を向けてすやすやと寝ていた。

その向こうで妻も寝ていたが、物音で起きたらしい、
最近のことがあるので心配なのだろう。

眼が合ったので。
「なんでもない、大丈夫」と言うとすぐに寝たようだった。

もちろん白い花のようなものも黒い人形もいない。足が痛いだけだ。

いままでだったら
「お化けの夢を見て驚いて壁を蹴った」
と笑い話ですんだのに。
いまは背筋の寒気が止まらない。
全身の鳥肌もおさまらない。

ただ、昨夜のはいままでのと違う。
夢の記憶があること。具体的にその変な物体が怖いのである。
そしてそれは単なる夢だったとはっきりわかる。

エミリン5は効かなかったのか。
時計を見ると4時だった。

しばらく寝る努力をしたが一向に寒気がおさまらないので階下へ降りて水を一杯飲んで、
ThinkPadをベッドに持ち込んでネットサーフィンをして時間を潰した。
あまりこのあたりの記憶がない。半分寝ていたのかもしれない。

5時半ごろだったろうか、もう夜も開けて明るくなっていた。
無性に眠くなってようやく眠りについた。

7時半ごろ起きたが眠剤特有の頭の中がもやもやした感じで「もっと寝たい」という気持ちだ。

 

朝食後にドクマチールとセパゾンを服用。
子供に朝ご飯を食べさせて、保育園に送って行った。

今日は電気屋さんがテレビのアンテナの修理に来るので午前中会社を休んだ。
アンテナ工事は昼過ぎまでかかってしまった。

電気屋さんが帰ったあと、簡単に残りものでご飯を食べると猛烈な睡魔が襲ってきた。
少しリビングのソファに横になるとあっという間に寝てしまった。

携帯の音がしてまるで泥の中からはいずりだすように起きると、仕事の電話だった。
寝ていたことに気づかれないよう元気よく応対して電話を切り、ソファから立ち上がろうとするとひどくめまいがした。

なんとかめまいを意識しないようにして、コーヒーをいれたりしたが、ちょっとした動作でめまいがしてしまう。

二階に上がってベッドに横になった。横になるとめまいは治まる。
薬のせいだろうか。

時間も時間だし、今日は出勤せずに家で仕事をすることにした。
しばし休んで無理やり仕事を始めた。仕事をしていてもぼーっとしていてはかどらない。

 

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