私はそれほど恐い夢を見る方ではないと思うし、超常現象などは好きだが信じているわけでもない。
しかしこの半年ほど妙な夢を良く見た。せっかくなので妙な夢を紹介しよう。
その1
子供の友達が遊びに来ている夢を見ていた。女の子である。
向こうの方からだんだんと近付いて来る。最初は表で遊んでいたような気がしていたが、
場所はいつのまにか今寝ている寝室である。
さらに近付いてくる。
いつの間にか夜で私はベッドで寝ていて隣に子供も寝ている。つまりいまの実際の状況とかわらない。
さらに近付いてくるとそれは子供の友達ではなく、おかっぱ頭の和服を着たよくある日本人形であった。
顔がはっきりしないが、さらに近づいてくる。「わっ!」っとなって無理やり目を開ける。
そこには人形もなにも居ない。いつもと変わらない光景があった。
まあ、書きようによっては良くある怪談話になりそうな夢ではある。
・その2
この一年ぐらいで泥棒が家の中に入ってくる夢をみて目が醒めたのは3回ぐらい記憶している。
そのうち一回は実際に「どろぼう!」と声を出してしまい妻も驚かせてしまった。
起きた後はどきどきしているものの、「なあんだ夢だったのか」という安堵感があって、
しばしするとまた寝入ってしまうようなものである。
このサイトで問題にしている恐怖感に包まれた、記憶のない夢とは後味がまったく異なる。
その3
こちらは少々問題ありと思っている。
夢の中でだんだんと狭いところに入り込んでしまい、どうにも逃げ出せなくなり閉所恐怖が爆発して目が醒めるというものである。
もともと閉所恐怖症気味なのかもしれないが、普段は狭いところはちょっと嫌な感じがする程度である。あなたもそうではないだろうか。
ところが夢の中では、とことんまで行ってしまいパニック状態寸前で、耐え切れずに自分から目を醒ますという感じだろうか。
たとえば、洞窟の中を歩いてあるいていくうちにどんどん狭くなってきて、前にも後ろにも動けないほど狭いところにはまりこんでしまうとか、
屋根裏とか床下などでなにか作業をしようと、体をどうにかもぐりこませて作業をしているうちに出るに出られなくなるとか、
ちょうど体の直径の井戸にストンと落ちてしまうとか。
ああ、こう書くと立派な閉所恐怖症ですね。
でも、こうして文章に書いている分には別になんということもありません。